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散策路1:春日大社~東大寺(⑤手向山八幡宮)

◆若草山の麓が切れたあたりで道路のルートはとらず、神社の境内地に入ります。

◆入口右手に、奈良一刀彫りと書道具の店が2軒並んでいます。
ちょっと寄り道しましょう。
ショーウィンドーに「玉虫の羽」みっけ!
発見したからには、子どもたちには答えてもらわないといけません。
「これ、な~んだ?」
   →知ってる、知ってる。玉虫の羽。
 
「玉虫の羽と言えば?」
   →法隆寺の「玉虫の厨子」。
ここから、皆で、このネタでワイワイ・ガヤガヤ。

◆境内地をしばらく行くと、見えてきました手向山八幡宮。
手向山八幡宮は、大仏建立の際、東大寺守護のため大分県の宇佐八幡宮(現、総本社)から迎えられた神社。
八幡神(応神天皇と同一とされる)は武運の神様としても有名。戦物で、武将が『南無 八幡 大菩薩』と言って矢を射るシーンがありますが、その「八幡大菩薩」とは、この八幡様なんですね。平安時代末期、東北地方の前九年の役、後三年の役で活躍した源義家は、八幡太郎義家と名乗っていました。

百人一首や古今和歌集に有名な歌があります。
「このたびは  幣(ぬさ)もとりあへず 手向山  紅葉(もみじ)の錦(にしき)  神のまにまに(菅原道真)」
【訳】このたびの旅は(掛詞)、出発の慌ただしさに、「ぬさ(神への捧げ物。神や絹を細かく切った物)」も用意する暇(いとま)がありませんでした。ところが手向山に来ますと木々の紅葉はさながら錦を織り成したようです。代りにこの紅葉の錦を「幣(ぬさ)」として捧げますので、どうぞ神の御心のままにお受け下さい。
近くに、菅原道真の「腰掛石」があります。

◆ここを抜け、三月堂(法華堂。文化財的にはこちらの仏像の方が有名。)横を通過すると、いよいよ「お水取り」で有名な二月堂です。無料で気軽に行けるという点と眺めが良いのがお気に入りです。

2014年01月21日